マラソン・小山、鈴木選手へ特大エール…両選手ゆかりの東松山市が応援ボード パリ五輪代表内定を祝福

東松山市役所と総合会館の連絡通路にお目見えした“応援メッセージボード”=18日午後、埼玉県東松山市松葉町

 埼玉県東松山市役所と総合会館の連絡通路に、来年のパリ五輪のマラソン日本男子代表に内定の小山直城選手(27)=ホンダ=と同女子代表の鈴木優花選手(24)=第一生命グループ=を祝福する“応援メッセージボード”がお目見えした。

 小山選手は、同市内の松山高校の出身で、東京農業大学を経てホンダに入社。鈴木選手は秋田・大曲高から同市内の大東文化大学に進み、昨年の名古屋ウィメンズで、マラソン初挑戦、学生新記録をマーク。2人は15日に行われたパリ五輪日本代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ」で、いずれも優勝を果した。

 同市スポーツ課は「東松山ゆかりの2人の代表内定の祝福と市民にも知ってもらいたい」と“応援メッセージボード”を出したという。さらに「(今回)身近なところから五輪選手が2人も誕生したことは市内のスポーツに取り組む子どもたちに勇気を与え、大きな励みになる」とも。

 通行人は「パリ五輪でも活躍してほしいですね」と期待を込めた。

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