栃木県誕生150年に合わせて、首都圏在住者や観光客らに本県の魅力をPRするイベント「とちぎ誕生150祭(さい)」が21日、東京スカイツリータウン(東京都墨田区)の4階屋外のスカイアリーナで始まった。県内の飲食店や自治体など計30団体がブースを出展し、来場者をもてなした。22日まで。
県や市町、関係団体でつくる「本物の出会い 栃木」観光プロモーション協議会が主催した。スカイツリータウン内には、本県のアンテナショップ「とちまるショップ」が入っている。
オープニングセレモニーには本県出身のお笑いコンビ「U字工事」が登場し、本県のおすすめグルメを紹介するトークで会場を盛り上げた。2人はイベントの「一日店長」に就任。出展者や来場者と写真撮影などで交流した。
会場中央に設けた飲食ブースでは、来場者らが餃子(ぎょーざ)やアユの塩焼き、クラフトビールといった本県の食を楽しむ姿も見られた。
東京都足立区、保育士細谷愛里沙(ほそやありさ)さん(36)は「栃木には親族の家があり、旅行にも行くことがある。温かく接してくれる人が多い」と本県の印象を語り、娘の夏愛(なな)ちゃん(3)は「ギョーザがおいしかった」と笑顔を見せた。