23日(月)は高気圧に覆われ、全国的に晴れる予想。週末に雨となった北日本も天気が回復し、広い範囲で穏やかな陽気になりそうだ。寒気が残る影響で朝は冷え込むが、昼は気温が上がり、寒暖差が大きい一日となる。
広く秋晴れ 北日本も回復
本州付近は移動性の高気圧に覆われ、全国的に晴れる所が多くなる。東北南部や新潟では朝まで雨が残る所もあるが、日中は天気が回復する予想。22日(日)には北日本や東日本の山で続々と初冠雪が観測されている。青空の下、雪化粧した山々が綺麗に見られそうだ。
昼間は全国的に天気の大きな崩れは無く、洗濯日和となる予想。ただ、日中の湿度は30％から40％まで下がる所が多く、空気が乾燥する。洗濯物はよく乾きそうだが、火の取り扱いには十分注意が必要だ。
朝晩と日中 寒暖差が大きい
22日(日)の朝は全国7割以上の地点で今シーズン一番の冷え込みとなったが、強い寒気が徐々に抜けているため、23日(月)の最低気温は22日(日)より高くなる。ただ、夜間に放射冷却が強まる影響もあり、西日本から東日本は内陸を中心に広く10℃を下回るなど、この時季としてはやや寒い朝となりそうだ。
最高気温も22日(日)より高い所が多く、西日本と東日本では広く23℃前後の予想。九州では25℃に届く所もあるなど、昼間は暖かい陽気になる見込みだ。朝との気温差が10℃以上の所が多く、一日の寒暖差が大きくなるため、服装や体調管理に気をつけたい。
北日本の最高気温も22日(日)より高くなるが、北海道や東北北部では風の強い状態が続くため、日ざしがあってもヒンヤリと感じられそうだ。
（気象予報士・小林雅美）
