ツエーゲン金沢、J3降格圏確定 山形に0-1、今季24敗目

試合後、肩を落として引き上げるツエーゲン金沢の選手=金沢市の石川県陸上競技場

  ●21、22位/山形に0-1

 サッカーJ2のツエーゲン金沢は22日、金沢市の石川県陸上競技場でモンテディオ山形と対戦し、0-1で敗れた。他会場の結果と合わせ、金沢は3試合を残してJ3降格圏内(21、22位)が確定した。J2クラブライセンスを交付されたクラブがJ3の上位2チームに入ると、金沢の初のJ3降格が決定する。

 金沢は現在9勝6分け24敗(勝ち点33)で、順位は最下位22位。残留圏20位のレノファ山口FCとの勝ち点差が10となり、残り3試合全勝でも上回ることができなくなった。

 金沢は2014年シーズンにJ3初代王座となり、J2に昇格した。J2参戦9年目を迎えた今季はJ1入りを目標に掲げて戦ったが、低迷が続いた。

 J3は各クラブ6試合を残して愛媛FC(勝ち点61)が1位、鹿児島ユナイテッドFC(同54)が2位で昇格圏内に入り、3位にカターレ富山(同52)、4位にFC今治(同50)がつけている。いずれもJ2ライセンスを取得しており、金沢の残留は厳しい状況となった。

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