恐竜なりきり走って叫んで…福井県福井市の中心部で「運動会」 小中学生29人が3種目で“熱戦”

恐竜の着ぐるみを着て、恐竜の卵ドリブル競争に挑む参加者=10月22日、福井県福井市中央1丁目

 恐竜になりきって体を動かす運動会が10月22日、福井県福井市中央1丁目の芝生広場グラススクエア一帯で開かれた。恐竜の着ぐるみを身に着けた子どもらが走って叫んで盛り上がった。

 中心市街地のにぎわいづくりに向け、まちづくり福井などが展開する店舗参加型企画「まちいろストリート」の一環で、昨年に続き開催。小学生以下の部に22人、中学生以上の部に7人が参加した。

 「恐竜体操」で体をほぐした後、卵ドリブル競争、鳴き声大会、かけっこの3種目を楽しんだ。卵ドリブルは強く蹴ると卵が割れてしまう仕組みで、参加者は丁寧に、大胆に卵をゴールまで運んでいた。

 各種目の優勝者にはお菓子やおもちゃ、商品券が贈られた。福井市から参加した女児(4)は優勝賞品を手に「走るのが楽しかった」と笑顔を見せていた。

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 会場にはお菓子の屋台やワークショップのブースなども軒を連ね、訪れた人は思い思いに“恐竜王国”を楽しんでいた。

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