将棋フェスティバルが22日、天童市の滝の湯で開かれた。将棋大会や関連イベントが繰り広げられ、県内外から集まった愛好家らが将棋を満喫した。
将棋の普及・振興を目的に同市や日本将棋連盟天童支部などが主催し、4年ぶりに開催した。
「第26回大山康晴十五世名人杯争奪将棋大会」は第40期全国アマチュア王将位大会の南東北予選を兼ね、全国各地のアマ強豪65人が覇を競った。「第50回市民将棋大会」には112人が参加し、実力に応じ5部門に分かれて棋力を競った。両大会とも藤森哲也五段が審判長、和田はな女流1級が副審判長を務めた。
会場ではほかにも、同市が生産量日本一を誇る将棋駒の製作実演や展示即売、将棋ロボット「ロボットスプラウト」との詰め将棋体験、プロ棋士による指導対局などが行われた。