冷凍庫に保存しておいたお肉を調理して食べた時「なんだか固い」「味の劣化が気になる」なんてことはありませんか?
特売や割引になっていると、ついつい買って冷凍保存しがちなお肉。せっかくならおいしく食べたいですよね。
そんな時に使ってみて欲しいのが、普段パンに塗ったりヨーグルトにのせたりすることの多い「ジャム」! 普段使っているジャムを調理に使うことで、お肉がぐっと柔らかくなるんです。
ジャムでお肉が柔らかくなるのはなぜ?
アヲハタ株式会社が行った調査によると、冷凍肉の調理にジャムを使用することで、ジューシーで臭みも感じにくいという結果になったのだそう。これは、人の五感だけでなく物性評価でも判明しているのだとか!
果実由来の酸で肉の筋繊維がほぐされたり、ジャムのペクチンや糖が加熱時のタンパク質の硬化を抑制したり……同じ甘味成分である砂糖を使った場合より、お肉がやわらかく仕上ることが分かっています。また、フルーツの香りによってお肉の臭みを感じにくくなるなど、うれしい効果が盛りだくさん!
今回は、冷凍肉をおいしく食べられるアヲハタジャムを使ったレシピを3つ、実際にライターが作ってみてご紹介します。
ちなみに冷凍していない肉の場合でも、同様の効果が確認できているとのことなので、お肉をもっとおいしく食べたいという方もぜひチェックを!
アヲハタジャムを使ったお手軽レシピ3選
今回紹介するレシピで使うのは「アヲハタ Spoon Free りんご」「アヲハタ Spoon Free オレンジ」「アヲハタ 55 オレンジママレード」の3種類。
「アヲハタ Spoon Free」は、スプーン不要で使えるボトル容器商品で、「子どもでも使いやすくて助かる!」との声が多い、2022年発売の商品です。
これらの商品を使って、早速お肉を調理してみました!
1:漬け込んで焼くだけの「かんきつ香る照り焼きチキン」
材料(2人分)
・鶏もも肉…1枚 (250g)
・サラダ油…大さじ1/2
・リーフレタス…2枚(40g)※付け合わせ
Aしょうゆ…大さじ1
A酒…大さじ1
Aおろししょうが(チューブ入り)…5cm(5g)
Aおろしにんにく(チューブ入り)…5cm(5g)
Aアヲハタ Spoon Free オレンジ…大さじ2
作り方
1.ジッパーつきの食品用保存袋に鶏もも肉とAを入れて揉み込み、冷蔵庫で約30分置いておきます。
2.フライパンに油をひいて熱し、1.の鶏もも肉を入れて両面焼きます。お肉が焼けたら、保存袋に残ったタレを入れて、味をからめましょう。
3.器に盛り付けて、リーフレタスを添えて完成!
調味料に漬け込んでから焼いているため、少し焦げやすいので、火加減を調節しながら焼きましょう。
焼いている瞬間からとても良い匂いがしたこちらのレシピ。出来上がりも照り照りで、すごくおいしそう〜!
一口食べてみると、お肉の柔らかさに衝撃! 割引品でGETして、冷凍庫に保存しておいたお肉がこんなにジューシーに仕上がるなんて感動です。冷めてもお肉が柔らかいままなので、お弁当のおかずとしても活躍してくれそうですよ♪
2:味付けはしょうゆとジャムのみ!甘辛ソースが魅力の「りんごのポークソテー」
材料(2人分)
・豚ロース肉(薄切り)…6枚(120g)
・せん切りキャベツ(市販品)…100g※付け合わせ
・ミニトマト…4個 ※付け合わせ
・しょうゆ…大さじ1
・塩…少々
・こしょう…少々
・サラダ油…適量
・アヲハタ Spoon Free りんご…大さじ2
作り方
1.フライパンに油をひき熱し、塩・こしょうをした豚ロース肉を焼きます。
2.1.にアヲハタ Spoon Free りんごとしょうゆを加えて煮詰めていきます。
3.煮詰まったら、2.をお皿に盛りつけ、付け合わせを添えて完成!
こちらのレシピは、特売品の豚ロース肉を冷凍していたものを使用して作ってみました!
どんな味になるのだろう? と思っていたのですが、甘辛いソースで、ご飯も思わず進んでしまいます。ジャム自体につぶおろしりんごが入っているので、りんごの食感も楽しい一品です。
急いでご飯を作らないといけないという状況でも、パパッと作れる手軽さのあるレシピでした!
3:煮込むだけでとってもお手軽な「手羽元のママレード煮」
材料(2人分)
・鶏手羽元…10本(280g)
・にんにく…1かけ(5g)
・しょうゆ…大さじ2
・水…大さじ3
・アヲハタ 55 オレンジママレード…大さじ4
作り方
1.にんにくの皮をむき、包丁の背でつぶしておきます。
2.鍋にジャム、しょうゆ、1.でつぶしたにんにく、水を合わせて火にかけましょう。沸騰したら弱火にし、鶏手羽元を並べます。
3.2.に落としぶたして、さらに蓋をして約20分煮ていきます。肉の中まで火が通ったら蓋をはずし、汁気がなくなるまで約10分煮て完成です!
特売になることも多い手羽元を使ったレシピは、ママレードが味の決め手です。ジャムを入れて煮込んでいるので、少々焦げ付きやすくなっています。時々混ぜるのをお忘れなく!
普段あまりママレードを食べない筆者の家族も、箸が止まらない様子でした! ママレードの爽やかな甘味も良く、こちらもお肉が柔らかくてジューシー♪
今回は特売になることの多い手羽元を使いましたが、手羽元の代わりにスペアリブで作るのもおすすめなのだそう。スペアリブで作れば、よりごちそう感がアップすること間違いなしです。
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アヲハタジャムの公式サイトでは、ジャムを使ったレシピが多数紹介されています。ぶどうジャムを使ったステーキソースやブルーベリーを使った料理など、気になるレシピが盛りだくさん。
簡単なのに、冷凍肉も生のお肉もおいしくなる魔法のようなジャムレシピをご紹介しました。パンに塗る以外では、ジャムを使う機会がなかったという方も、ぜひチャレンジしてみてください!
(ハピママ*/ まつだ あや)