「わざとではない」“あおり運転” 繰り返し事故起こしたか 会社員の男(25)逮捕 容疑否認 広島・西広島バイパス

あおり運転をして車同士を衝突させた疑いで、広島県廿日市市の会社員の男が逮捕されました。

道路交通法違反(妨害運転)と過失運転傷害の疑いで逮捕されたのは、廿日市市四季が丘の会社員の男(25)です。

警察によりますと、男は8月12日午前5時半ごろ、廿日市市の国道2号・西広島バイパス下りで男性(33)が運転する乗用車の前方に自らが運転する乗用車を停車させて交通の危険を生じさせたほか、およそ300m離れた国道で乗用車を同じ男性の車と衝突させて、男性と助手席の妻の2人に軽いけがをさせた疑いがもたれています。

調べに対して男は「相手の車を停車させていない。車でぶつけたのはわざとではないし、けがをさせたかどうかは分からない」などと供述しているということです。

男性の妻が「あおり運転を受けている」と警察に通報した後、事故が起きていて、男は事故処理には立ち会ったものの原因調査には協力せず立ち去っていたということです。

その後、警察がドライブレコーダーなどを調べたところ、男がおよそ3kmにわたって割り込みや急ブレーキなどのあおり運転を繰り返していたことなどが分かったということです。

警察は何らかの交通トラブルが発端とみて、いきさつを調べています。

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