【市貝】市塙(いちはな)、歯科医師小倉浩(おぐらひろし)さん(56)が22日未明、秋の夜空を彩る「オリオン座流星群」の流星を撮影した。
県子ども総合科学館によると、毎年10月中旬〜下旬に活動する流星群。母天体はハレー彗星で、彗星から放出されたちりが流星となる。
21日夜から22日未明に流星出現のピークとなる「極大」を迎えた。同館は「月が早めに沈む日だったので、日付が変わるころには月明かりがなく、見えやすい観察条件だった」としている。
小倉さんは同日午前0〜3時半に自宅の庭から、5個ほど撮影した。「オリオン座流星群は毎年確認しているが、今回は雲もなく、天気も良かった。例年出現数が多くない中で、流星を撮ることができて良かった」と話していた。