「目の不自由な方へ音の出る信号機を」集まった募金約750万円で設置した信号機 RCCラジオ・チャリティ・ミュージックソン

目の不自由な人に音の出る信号機を贈るRCCラジオのキャンペーンに寄せられた募金の贈呈式が23日、ありました。

贈呈式には、視覚障害者団体の代表などが出席し、広島県警の 瀨良芳紀 交通部長にRCCの宮迫社長から募金の目録が贈られました。2022年の「RCCラジオ・チャリティ・ミュージックソン」では、約750万円の募金が集まりました。

広島県視覚障害者団体連合会 橘高則行 会長
「わたしたち視覚障害者は、やっぱり音が頼りでございます。そういった意味で音の出る信号機が1つでも増えることは視覚障害者にとって安全な移動をするうえでとても役に立つ」

この募金を元に「音の出る信号機」が広島市安佐南区・呉市、そして三原市の計3か所に新たに設置されました。

このうち、広島市安佐南区のJR古市橋駅前にある交差点では、関係者が渡り初めをしました。RCCラジオ・チャリティ・ミュージックソンによる「音の出る信号機」の設置は、これで42か所になりました。

ことしも11月1日から募金の呼びかけが始まります。

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