「壱岐ウルトラマラソン」 最多747人エントリー 100キロ男子・今村さん 50キロ女子・野元さんV

 第6回「神々の島 壱岐ウルトラマラソン」(実行委員会主催)が21日、壱岐市内の100キロと50キロの2コースで行われ、100キロ男子は福岡大4年の今村文哉さん(22)=福岡県=が7時間36分10秒、同女子はゲストランナーのランニング系YouTuberのみゃこさん(29)=埼玉県=が9時間16分2秒で制した。
 市制施行20周年記念大会で最多の747人がエントリー。100キロの部は午前5時、壱岐の島ホール(郷ノ浦町)を444人がスタート、名所や観光地を巡り島を1周した。50キロの部は午前11時に壱岐島総合開発センター(芦辺町)から233人が出走した。
 ボランティアで中高生や住民ら約1200人が参加。沿道で声援を送り、休憩所では飲み物やおにぎり、特産品などでもてなした。今村さんは平戸市出身。ウルトラマラソン初挑戦で「沿道の声援が途切れることがなくとても力になった」と話した。
 50キロ男子は福岡県の益田桂多さんが3時間15分16秒、同女子は壱岐市の野元佑希さんが4時間16分1秒で優勝した。
 前夜祭が4年ぶりにあり、大会の交流人口拡大事業に対して企業版ふるさと納税で1千万円を寄付したファウンテック(東京都)と500万円寄付した九州郵船(福岡県)に感謝状が贈られた。

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