写真を取り違えてマイナンバーカードの交付申請手続き 窓口の混雑でルールが守られていなかった町が謝罪=静岡・小山町

静岡県小山町は、マイナンバーカードの交付申請手続きの補助をした際、写真を別の人物のものと取り違えるミスがあったと発表しました。

小山町によりますと10月20日に、町役場にマイナンバーカードを受け取りに来た町内の男性が、本人確認をした際、別人の写真となっていたことからミスが判明しました。

ミスがあったのは、9月19日に役場内で行われたマイナンバーカードの交付申請を補助する事務で、同じ職場から申請に来ていた男性5人、女性1人の写真をまとめて撮影し、申請書類に添付する作業のなかで、男性1人の写真を別人の写真と取り違えていたということです。

本来、写真撮影後に氏名などを裏書きすることで撮影対象者を明示する手順が決められていましたが、この日は窓口が混み合うなどして、ルールが守られていなかったということです。

取り違えが発生したのは、一緒に来庁した同じ職場の男性5人の中に限られるということで、住民課では、残る4人の男性に連絡を取って、謝罪し、取り違えがあった場合は、再度交付の手続きをしてもらうよう依頼したということです。

小山町では「このような不適切事案が発生しないように、鋭意努めてまいります」とコメントしています。

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