新宿と三重が条件付きでJ3入会が承認、JFL2位以内はかなり苦しい状況に…2位以内の可能性高い青森や滋賀ら4クラブが継続審議に

[写真:©︎J.LEAGUE]

Jリーグは24日、Jリーグ入会申請のあった6クラブのうち、2クラブを条件付きで承認したことを発表した。

今回入会を承認されたのは、クリアソン新宿とヴィアティン三重。両クラブはJ3クラブライセンス及び入会要件を充足していると判断されたとのこと。この結果により、両クラブは11月26日開催の日本フットボールリーグ(JFL)最終節の結果を受け、J3に入会できるかどうかが決定する。

今シーズンのJFLは1位クラブがJ3へと自動昇格、2位クラブは明治安田生命J3リーグ19位のクラブとJ3・JFL入れ替え戦を戦うこととなる。

なお新宿は現在8位で2位の可能性がわずかにある状況。三重は9位でこちらも2位がわずかに可能性が残っている。

また、承認されなかった4クラブに関しては、継続審議となったとのこと。ラインメール青森、レイラック滋賀、高知ユナイテッドSC、ヴェルスパ大分の4クラブが継続審議となる。

青森とV大分は平均入場者数が2000人に達成ておらず、ホームゲームにおいて努力していると認められるかどうかがポイントとなる。

また、滋賀と高知に関しては滋賀が施設基準、高知が財務基準に確認事項が残っているという状況となる。

なお、青森は現在3位で2位のソニー仙台FCとは勝ち点差「3」、首位のHonda FCとは勝ち点差「7」の状況。滋賀も青森と勝ち点で並ぶ4位という位置。高知は6位で首位と勝ち点差「11」、2位と勝ち点差「7」、V大分は苦しい状況だが2位以内の可能性は残されている。

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