大トロ丼1,650円の衝撃!オモウマい店にも出た超人気店攻略法【千葉・銚子】

旅人へひとこと

超破格で濃厚な大トロが味わえる人気店!でも人気過ぎて簡単には食べれない。そこで攻略方法を教えます。

「大トロが食べたーい!」

大トロ…それはマグロ好き垂涎のキーワード。

そう、マグロといえばトロ(いや、赤身も好きですよ)。その中でも脂が乗りに乗った大トロはある種の最高峰と言っても過言ではありません。また、お値段もそれなりにしますのでまさに憧れそのもの。そんなものお目にかかったこともないマグロ好き少年佐藤には未知なる領域でした。

そんな少年時代に聞いた、銚子の隣町、波崎出身の友人の言葉を思い出します。

「銚子に来れば大トロなんてしこたま食べられるぜ」

本当ですか??

そんな桃源郷があるのですか?

故郷自慢で盛ってませんか?

ウン十年の時を経て、我々取材班は真相を確かめるべく、銚子を目指し車を走らせた ───

はい。こんにちは。「カフェ旅ブログ」からやってきました佐藤社長です。いきなり思い出話からスタートしましたが、今回も佐藤社長が大好きな「マグロ丼」がテーマの話題となります。

「どうやら1,650円で大トロ丼がたらふく食べられるお店があるらしい…」

ぶっちゃけて言いますと、実はいくら有名な漁港エリアとは言えども、どこでも美味くて安いマグロが食べられるとは限らないわけなんですね。それは銚子もご多分に漏れず…。

しかしそんな中、今日ご紹介したい『お食事処 ヤマタくん』は期待を裏切らない最高に美味しくて、しかもリーズナブルっていう最高なお店なんです。

しかしまあそれだけ人気も絶大ですと、そうやすやすと食べられるもんでもないので、後半は快適に大トロ丼をいただくための攻略法をご紹介したいと思います。

刮目せよ!これが超絶うまうまな「大トロいくら丼」だ!

はいーこちら、大トロといくらがたっぷり乗った「大トロいくら丼」でございます。限定5食。

大トロの迫力がやばいですね!

白いです。脂です。脂の塊です。脂の暴力。こんな脂っぽいの食べられるのか?脳がそう反応していませんか?過去の経験からこれはやばいと思いませんか?いや絶対腹が焼けるだろうと思いませんか?

ところが食べてみるとその反応は間違いだったと思い知ります。

こちらの大トロはガチで口の中でとろけます。胃もたれしない上質な脂なんです。こんなに大量に脂の乗った肉のような刺身を食べられるのか心配でしたが、酢飯の美味さも相まって、合間にいくらをプチプチ楽しんでいただくとあっという間にごちそうさまでした。

あらためてご覧ください!この脂の乗り、サシのきめ細やかさ、霜降り感!お肉です。

まるで火を入れる前のすき焼き鍋の如く、宝石のようなキラキラとした輝きを放つ大トロたち。

波崎出身の友人に大きな声で伝えたい。

君の話は本当だった。銚子には夢があった。

「上刺身定食」も大人気!

トロが入った「上刺身定食」も人気で多くのお客さんが注文していました。マグロ一辺倒ではなく、いろんな海の幸を味わいたい方にはおすすめです。

こちらもこれだけもりもりといろんなお刺身がボリューミーに盛り付けられながらも、お値段は1,650円!と常識の範疇を超えています。

実はお店で食事ができるのは土日祝日のみで、平日は鮮魚のお店。つまり普段はお魚屋さんなんですね。

これがこのお店の強みなのか、仲買人として新鮮な魚を調達できるので、品質もお値段も間違いなし。ガチですごいお店なんですね。

お土産にも買っていきたいですね。

『お食事処 ヤマタくん』攻略方法を徹底公開!

さて、こんなにリーズナブルでしかも高品質なマグロ丼や海鮮料理を食べさせてくれる桃源郷のようなお店はなかなかありません。

「オモウマい店」などメディアでも多数紹介されている大人気のお店です。

そんなこともあり、予備知識無しでふらっと行って食べられるほど甘くないということをまずはっきりとお伝えさせていただきます。

ここで快適旅プロの佐藤社長が見つけ出した攻略方法をお伝えします。

当日の予約枠に間に合うかどうか。それ次第。

まず、お店は10時開店ですが、お昼時にふらっと行ってもまず食べれないことを肝に銘じておきましょう。

お店は7時半から当日の予約受付開始。

私はなんとか8時20分頃に到着しましたが、既に35組目の予約となりました。日によって異なるようですが、40組程度で当日の受付終了後とのこと、おそらく9時ぐらいには本日の受付終了となりそうです。おそろしや。

少なくとも取材をさせていただいた日の11時には「本日分は終了しました」の案内が表示されていました。お昼前に終了とは……。

そのため日も明けぬ早朝から出発するか、近隣に宿泊をしてサクッと受付を済ませるなどの努力が無いとかなり厳しいと言えます。

ただ、色々な繁盛店を見させていただいておりますが、これ、かなり良心的で合理的に運用されていて素晴らしいお店と思いました。朝受付を済ませてしまえば、大体何時ぐらいに来てねと言われその時間に行くとそれほど待たずにお席に案内してもらえます。とりあえず並んどけや。みたいな姿勢でないのでとても好感を得ました。

お店の方も明るくて元気よく愛想よくとても好感が持てるお店でした。魚河岸系は怖…いやパワフルな方も結構多いんですよね笑

欲を言うと、今何組目まで呼ばれたのか、ホワイトボードなどに書かれてるとわかりやすくて良いなと思いました。例えば50組分ぐらいの枠が書かれていて呼ばれた組を潰していくなど。いや、忙しくされているお店の方を捕まえて、今何組目ですか?自分たち呼ばれました?と聞くのが申し訳ないと思いまして……。

お店の前の駐車場は少々狭いのですが、お店の斜向かいに広い第2駐車場があります。これも事前に知っておくと良い情報です。車はこちらは停めましょう。

お店の前は狭いですし、駐車場事情を知らないお客さんがわらわらと進入して来ますので結構カオスです。テトラポッドが入り口にあるのでそれを目印にしてください。

「さて、どうやって時間を潰そうか……」

8時20分に当日予約受付を完了させた私たちの予定時刻は11時半ぐらいとのこと。

どうやって時間を潰そうか?はるばる?やってきたグルメな旅人たちを温かく受けとめてくれる素敵なスポットをご紹介します。

9時から営業している『銚子ポートタワー』

太平洋、そして銚子の町が一望できる展望タワーです。JAFの会員証を持っているとさらにお得にご利用できます。

眺めの良さが最高です。グワーッと広がる海を見ると地球が丸く見えます。壮大な海景色あり、町の営みを眺めるのもあり。おお、あれが波崎の町か。

3階にはお手洗いもあり、さらにフリーWi-Fiもあるのでその気になれば、2−3時間は海を見ながら過ごすことができます。

追加料金を払えば再入場も可能ですので、夕日の時間にまた登ってみるのも良いかもしれません。

銚子に来たら、『銚子ポートタワー』と『ウオッセ21』!!

『銚子ポートタワー』と渡り廊下で繋がっているこちらの施設。『ウオッセ21』は、海鮮レストランや直売所など海の幸を存分に堪能できるスポットです。

駐車場も広くて車も停めやすいのもグッド!

しかしお腹が空いたー11時半まで待てない!何か食べよう!と思って館内を散策していると素敵なお店に出会うことができました。

それがこちら『嘉平屋 ウオッセ店』さんです。練り物やお土産など売られているなか目を引いたのがこちらの「海老天重」。

ずっしりと大きな海老が3本入り、更にかき揚げ天ぷらが入ってリーズナブルなお値段!しかもサービスでつみれ汁まで頂きました。とても美味しく頂きました。

どのお店も美味しそうな品揃えで目移りしちゃいますね。

『ウオッセ21』だけでもお腹いっぱいになりそうです!魅力満点の直売所なのでぜひお立ち寄りください。

その他にも以前ご紹介した『犬吠テラステラス』なんかも景色が良くてのんびり過ごせそうですね。

『犬吠テラステラス』について紹介している記事

ウオッセ21

〒288-0001 千葉県銚子市川口町2丁目6529-34

入店予定の11時半頃、再び『お食事処 ヤマタくん』へ!

予定の時間になったらお店の前で待っていましょう。店内レジ付近では鮮魚の直売コーナーとなっております。お土産に何を買おうか見てみるのも良さそうですね。

いかがでしたか?

大トロが味わえるお店もなかなかありませんが、それが更にリーズナブルなお値段で、となるとこれほど貴重なお店はありません。そのため、きちんとした前情報を得た上でお店に訪問されることがとても重要です。

お昼前に来たものの、受付終了で引き返す人をたくさん見かけました。

この記事を読んで頂き、快適に美味しいマグロを味わっていただければ嬉しいです。そして良心的な価格で美味しいマグロを提供されている『お食事処 ヤマタくん』さんがますます発展されることを心から願っております。また行きたいです。

お食事処 ヤマタくん

〒288-0003 千葉県銚子市黒生町6527-27

■こちらでもオススメのお店などを紹介しています!

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*この記事は2023年10月時点の情報を基に作成しています。

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ライター:佐藤社長

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