長良川の秋の風物詩「瀬張り網漁」が最盛期を迎えています。
瀬張り網漁は、産卵のために川を下る「落ちアユ」を狙う伝統的な漁法です。
川幅いっぱいに張ったロープを叩く音と、川底に敷いた白いビニールの色でアユを驚かせて行く手を阻み、網を投げ込んで捕らえます。
10月中旬には水温が下がり、岐阜市の長良川でも多くのアユが川を下ってきました。
(漁師 服部修さん)
「順調に行ってます。台風が来なかったおかげで、1週間ぐらい(最盛期が)早い」
ベテランの漁師は水面のわずかな動きを見極め、次々とアユを捕らえていました。
長良川の「瀬張り網漁」は11月いっぱい続きます。