フューチャー・アイランズ、新章を告げるニューALから新曲「The Tower」公開

フューチャー・アイランズが、最新アルバム『People Who Aren’t There Anymore』を2024年1月26日にリリースすることを発表した。

サミュエル・T・ヘリング(ボーカル、作詞)、ウィリアム・キャッション(ベース、ギター)、ゲリット・ウェルマーズ(キーボード、プログラミング)、マイケル・ローリー(ドラムス)からなるフューチャー・アイランズの7枚目のアルバムは、自分自身と互いに挑戦し続けるバンドの新章を告げる作品となっている。

同時に新曲「The Tower」が、ジョナサン・ヴァン・タルケン(Netflixドラマ『トップボーイ』、 Huluドラマ『将軍 SHOGUN』)が監督したビデオと共に公開された。

ヴァン・タルケンとヘリングは、今年9月に1stシーズンが配信されたアップルTVの『チェンジリング ニューヨークの寓話』でコラボレーションした経緯を持ち、今回は2人が一緒に仕事をする2作目となる。

同番組と「The Tower」のビデオでのヘリングとの仕事について、ヴァン・タルケンは、「サムのステージを見たことがある人なら誰でも、彼が全身と声を使い、胸が締め付けられるような優しさから、狂気を孕んだ凶暴さまで、自在に演じ分けられる、真の意味で人を惹きつけるパフォーマーであることを知っているだろう。彼が“チェンジリング”で、ある人格のように見えて、実は別の人格であるという複雑なキャラクターを演じる役に抜擢されたのは、そのためでもあるんだ。ベテラン俳優にとっても容易ではない役どころだったが、サムは持ち前の演技力、カリスマ性、賢さ、そして天性の共感力のすべてを発揮して、観客を釘付けにする演技を見事に演じてみせた。私は、彼のように、音楽で築き上げた個性を活かして、演技をするようになった人と仕事ができてとても楽しかった。そして今回のビデオでバンドとコラボレーションできたことは本当に喜ばしいことで、特に光と闇という二面性を文字どおり、そして比喩的に表現した作品だったことが最高だった。番組と同じように魅惑的で、心を揺さぶるようなパフォーマンスを引き出すことができたが、今回は脚本の代わりに、この楽曲があったのだ」と語っている。

ニュー・アルバムは、フューチャー・アイランズとスティーヴ・ライトの共同プロデュースで、ミックスはスティーヴ・ライトとクリス・コーディ(2014年の『Singles』以来久しぶりにバンドと組むことになった)が担当した。

国内流通仕様盤CDには解説・歌詞対訳が封入され、輸入盤CDとブラック・ヴァイナルに加え、数量限定のクリスタルクリア・ヴァイナルが発売される。

◎リリース情報
アルバム『People Who Aren’t There Anymore』
2024/1/26 RELEASE
4AD0621CDJP 2,400円(plus tax)

Photo: Frank Hamilton

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