11月も気温高い 寒気の影響受けにくく 気象庁1か月予報

気象庁は26日(木)、向こう1か月(10/28~11/27)の天候の見通しを発表した。寒気の影響を受けにくいため、向こう1か月の気温は全国的に高い見込み。特に、北・東・西日本は、期間の前半は気温がかなり高くなりそうだ。

 高気圧に覆われやすいため、向こう1か月の降水量は東日本の太平洋側、西日本、沖縄・奄美で平年並みか少なく、日照時間は東日本の太平洋側と西日本で平年並みか多い見込み。

高温に関する情報

 北日本や北陸は向こう2週間、暖かい空気に覆われやすく、気温が平年より高い見込み。特に、11月1日(水)ごろからの5日間ほどは、平年よりかなり高くなりそうだ。関東甲信から四国にかけては、向こう1週間程度は平年並みの地方もあるが、11月3日(金・祝)からの5日間ほどは、暖気が流れ込む影響で気温が平年よりかなり高くなる可能性がある。 このため、気象庁は北・東日本、近畿、中国、四国に「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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