宇都宮駅東口で気軽に指圧・鍼体験はいかが 29日に日本指圧愛好会が「健康づくりフェア」

健康づくりフェアのチラシ

 【宇都宮】健診・検診の大切さを知ってもらおうと、日本指圧愛好会は29日、「健康づくりフェア」をJR宇都宮駅東口交流広場「宮みらいライトヒル」などで開く。指圧や鍼(はり)の体験をはじめ、医師の講演、看護師や保健師による健康相談など、健康をテーマにさまざまな催しが行われる。

 同会は指圧を通した地域貢献を目指して4月に発足。5月に初めて指圧体験など「女性の健康支援事業」を開催した。

 今回のフェアは第2弾。趣旨に賛同する県鍼灸(しんきゅう)マッサージ師会と県鍼灸師会が新たに参加するほか、TBC学院宇都宮本校と栃木介護福祉士専門学校の学生約40人もボランティアで協力する。

 宮みらいライトヒルでは、県内外の指圧師18人による指圧体験と、NPO法人「サロンみんなの保健室」の健康相談を実施。屋内会場の「ライトキューブ宇都宮」では、国際医療福祉大予防医学センターの安藤康宏(あんどうやすひろ)副センター長が「運動は万能の薬」をテーマに講話するほか、鍼体験やヨガ、表情筋のストレッチ体操なども行われる。

 無料。午前10時半〜午後3時半(受け付けは午前10時から)。講座やヨガ、体操などは整理券を配布する。野上有子(のがみゆうこ)代表は「世代を問わず気軽に参加してもらい、自分の体の状態に気付く大切さを知ってほしい」と呼びかけている。

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