日本人選手もプレーする今季のイングランド2部チャンピオンシップでイプスウィッチ・タウンが絶好調だ。
首位は勝点36のレスター・シティだが、同31のイプスウィッチは消化試合が一つ少ない中で現在2位に付けている。現時点で勝点を30ポイント台に乗せているのはこの2チームだけだ。
そのイプスウィッチが26日、2023-24シーズンの新サードユニフォームを発表した。
現在のイプスウィッチの胸スポンサーといえば「歌手エド・シーラン」だが、来年1月の来日公演が先日発表となったので、こちらも併せてご紹介したい。
Ipswich Town 2023-24 Umbro Third
イプスウィッチ・タウン 2023-24 Umbro サード ユニフォーム
23-24新サードユニフォームはホワイトを基調にブラックの差し色。ピンストライプがクラシックな雰囲気を感じさせるデザインだ。背面首元の数字“145”は、今季でクラブ創設145周年を意味する。
今季のホーム・アウェイ両ユニフォームは90年代のキットに着想を得たものだが、このサードは80年代のユニフォームをモチーフにしたもの。ここまで発表した全てのモデルが過去のキットに関連するレトロテイストのデザインだ。
パンツはブラック、ソックスはホワイトをそれぞれ採用し、徹底的に白黒2色のカラーコンビネーション。
現在のイプスウィッチの胸スポンサーは読み方に悩むロゴマークが特徴的。この正体は前述の通り、世界的に人気のシンガーソングライターであるエド・シーランである。このロゴについてもご紹介したい。
新サードユニフォームの“元ネタ”は、クラブが1981-84の3シーズンで使用したアウェイユニフォーム。81-82シーズンのイプスウィッチは、当時のトップリーグであるディヴィジョン1を2位で終えている。
また、今回はエンブレムに1995年まで使用した旧デザインを採用。デザイン自体は現在のものと大きな違いはないが、縁部分はレッドではなくイエロー(ゴールド)で彩る。
胸の不思議なロゴマーク「+–=÷x TOUR」。これは「マセマティックス・ツアー」と読み、2022年4月から始まったエド・シーランのワールドツアー名だ。日本の音楽メディアでは“数学ツアー”と紹介することが多い。
胸スポンサーあるエドはイプスウィッチの熱狂的なサポーターとして有名で、スタジアムでのユニフォーム姿が英国メディアに報じらたのは1度や2度ではない。そのクラブとの胸スポンサー契約は21-22シーズンから3季連続となる。
そのエド・シーランは2024年1月に4年9ヶ月ぶりの来日公演が決定した。
これは各地で好評だった「マセマティックス・ツアー」追加公演の一環で、2024年1月27日(土)に京セラドーム大阪、1月31日(水)に東京ドームで、それぞれ開催。来日公演のチケットは20日から販売が始まっている。
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