FKD宇都宮店で県内最多生産・市産ユリPR JAが「ミヤリリー」リーフレット配布

FKD宇都宮店で行われたユリの販促活動

 【宇都宮】本格的な出荷シーズンを前に市産のユリをPRしようと、JAうつのみや球根切花専門部は27日、FKD宇都宮店内の生花店で販促活動を行った。28、29の両日は生産者が店頭に立ち、一般消費者に直接PRする。

 市内のユリ出荷量は県内最多で、全国でも数少ない通年出荷が行われている。4月には、うつのみや農産物ブランド推進協議会が花き類で初のブランド推進品に認定し、「ミヤリリー」のブランドマークを作成した。

 同部が生花店で販促活動を行うのは初めて。高品質のユリ約10品種を用意し、通常より安価で販売したほか、ミヤリリーのリーフレットなどを配布した。

 来店したゆいの杜(もり)7丁目、主婦向田千里(こうだせんり)さん(32)は「花粉が少し苦手でしたが、無花粉の品種や長持ちする方法など教えてもらえた」と笑顔。同JA営農部の担当者は「足を止めてくれる人の多さに驚いている。一人でも多くユリの魅力を知ってもらえたらありがたい」と話していた。

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