井上拓真の初防衛戦は延期 肋骨骨折、阿久井の挑戦も

井上拓真

 世界ボクシング協会(WBA)バンタム級王者の井上拓真(大橋)が左肋骨を折ったため、11月15日に東京・両国国技館で予定していた初防衛戦を延期すると、主催者が28日、発表した。WBAフライ級1位のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)の世界初挑戦と合わせて興行の全試合が延期され、新たな日程を調整する。入場券の払い戻しはローソンチケットで受け付ける。

 診断書によると、井上拓は26日のスパーリング中に負傷し、約4週間の加療を要する。所属ジムの大橋秀行会長は「ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。まずは完治に努めさせます」とコメントした。

© 一般社団法人共同通信社