産業用「大麻」の種収穫始まる 丈夫な繊維の活用や二酸化炭素の削減効果に期待

三重県明和町で、繊維などに活用する産業用大麻の種を収穫する作業が始まりました。

明和町では、今年から幻覚成分がほとんど含まれていない産業用大麻の栽培を約5000平方メートルの敷地で行っています。

28日は、春に種まきされ、高さ約5メートルに育った「大麻」の枝を切り取り、種の部分をもぎ取って手作業で収穫していきました。

明和町は、大麻草の丈夫な繊維を生かした衣服などを特産品として活用することを目指すほか、成長が早い大麻草による二酸化炭素の削減効果にも期待しています。

収穫作業は、1週間あまりかけて行われるということです。

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