京都サンガ、新潟に敗れ3連敗 J1残留決定はまたも持ち越し

サンガ-新潟 残留を決められず肩を落とすサンガイレブン(サンガスタジアム京セラ)

 J1京都サンガFCは28日、サンガスタジアム京セラで第31節の新潟戦に臨み、0-1で敗れて3連敗となった。勝ち点33で順位は15位のまま。引き分け以上でJ1残留の可能性があったが、次節以降に持ち越しとなった。

 サンガは前節の湘南戦から松田ら5人を入れ替えた。井上と佐藤、サンガU-18出身の山田が8試合ぶりの先発。GK太田も6試合ぶりに先発出場した。

 開始直後から積極的なプレスでボールを奪い、福田、佐藤が攻撃参加して両サイドからチャンスを作った。しかし前半34分、自陣左のFKからゴール前で合わせられ、先制点を許した。前半終了間際には佐藤の左クロスを福田がゴール前で受けてネットを揺らしたが、ハンドの判定でノーゴールとなった。

 後半開始に原を投入し、同11分には木下と谷内田が入って攻勢に出た。同15分は川崎の左クロスを原が頭で押し込んだが、右ポストに阻まれる。同17分にも福田が右サイド深くから折り返し、木下がヒールで合わせたが、GKにセーブされた。同32分にはパトリックとイヨハも投入。34分は麻田の左クロスに木下が頭で合わせたが、またもGKに防がれた。終了間際のFKでは、太田が頭で合わせる執念も見せたがゴールネットは揺らせず、2戦連続無得点で敗れた。

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