5月に行われたG7広島サミットでの成果を問う書籍の、出版を記念したイベントが開かれました。
10月6日に出版された「私たちの広島サミット」は、被爆者や核廃絶を訴える若者ら31人の論評をまとめた1冊です。
28日、広島市西区で開かれた出版記念イベントには被爆者ら約100人が集まり、サミットで発表された広島ビジョンは「核抑止論を肯定している」など疑問の声も上がりました。
ICAN 国際運営委員 川崎哲さん
「広島の人々は本当の意味での核廃絶、本当の意味での戦争のない世界の達成という点で見れば、全く不十分だと指摘している。」
ANT-Hiroshima 渡部朋子さん
「このままではG7は終わらないし、終われない。」
私たちの広島サミットは、広島県内の書店などで販売されています。