かわいいチェックの“アキバルック”で原英莉花が「68」

アキバ系ウェアだが秋葉原には行ったことがない(撮影/大澤進二)

◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディス 2日目(28日)◇武蔵丘GC(埼玉)◇6650yd(パー72)◇晴れ(観衆5161人)

秋の高く澄み渡った空を背にスコアを伸ばした。原英莉花が5バーディ、1ボギーの「68」でプレー。トップと2打差の通算7アンダー2位で最終日に進んだ。

「パー5でなかなかバーディが取れなくて、うーん…て感じでしたが、苦しいときにいいパッティングができた」

5バーディ、1ボギーの「68」(撮影/大澤進二)

2番で3mのスライスラインを沈めてバーディを奪うなど、前半は2つ伸ばした。12番(パー3)は4m、14番は3mのパーパットを決めた。左に池が構える最終18番(パー5)は245ydからの2打目を3Wで6mにつけた。イーグルパットこそ外したがバーディ締めで歓声を浴びた。

この日のウェアは紺のパンツに、赤と黒のチェック柄のシャツでまとめた。周囲からは「『秋葉原にいそうだね』と言われたけど、みんなに『かわいい?』と聞いて回っている。『秋っぽくてかわいい』と言ってもらっている」。“アキバルック”のチェックシャツに笑みを浮かべた。

2打差2位で最終日へ(撮影/大澤進二)

「自分のショットやパッティングの不安要素が減ってきているのでいいプレーにつながっている。今までやってきたことが形になってきた。あしたも自信もってプレーしたい」

4週前の「日本女子オープン」以来となるツアー6勝目へ。ウェア以上に光るプレーで頂点に立つ。(埼玉県飯能市/玉木充)

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