「かなり酷い状態」涙の負傷交代となった旗手怜央、日本代表にも影響か…セルティック指揮官「数週間離脱することは間違いない」

CLアトレティコ戦で負傷交代する旗手怜央[写真:Getty Images]

セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が、日本代表MF旗手怜央の負傷状態について語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

旗手は2022-23シーズンのセルティックの国内3冠に大きく貢献。リーグのMVPの最終候補にも名を連ねる活躍を見せていた。

今夏はステップアップの噂も出ていたがチームに残留。契約も延長すると、徐々に調子を取り戻し、ここまでスコティッシュ・プレミアシップで7試合2ゴール2アシスト、チャンピオンズリーグ(CL)でも3試合に出場していた。

しかし、25日に行われたCLのアトレティコ・マドリー戦に先発するも、開始7分に負傷交代。ハムストリングを痛めたとみられ、顔を覆い、涙を流す様子も見られていた。

10月の日本代表活動に参加し、左サイドハーフとして新たに起用されるなどした旗手。調子を上げていた中での負傷離脱は、本人にとってもチームにとっても痛いはずだ。

そんな中、ハイバーニアン戦に向けた記者会見でロジャーズ監督が状態について言及。「かなり酷い」と語り、「数週間の離脱になる」と期間は明確ではないがしばらく離脱することを明かした。

「明確なスケジュールは決まっていないが、数週間離脱することは間違いない」

「我々が状態が落ち着くのを待っているだけで、結果を待っている。彼の状態がどのような状態なのかを見ることになるが、かなり酷い状態に見えた」

「試合を振り返れば、最初の35秒で彼は伸ばしてしまっており、早い段階で感じていたようだ」

「彼にとってはとても残念なことだ。それは別の問題だ。彼は昨年ハムストリングを痛めて離脱したが、今回は別の負傷だ」

「だから、我々はその真相を究明する努力をする必要があるだけだ」

11月には北中米ワールドカップ(W杯)のアジア2次予選がスタート。森保一監督にとっても頭を痛める負傷となってしまった。

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