リカルド予選4番手に、SF鈴鹿で予選初ポール獲得のローソンがエール「最高の結果、決勝でもいいレースができる」

 F1第20戦メキシコシティGP(メキシコGP)の予選で4番手を獲得したダニエル・リカルド(アルファタウリ)に、代役としてF1参戦してスーパーフォーミュラ最終戦でチャンピオン争いを演じているリアム・ローソン(TEAM MUGEN)が鈴鹿サーキットからエールを送った。

 ハンガリーGPからF1日本GPを含めて5戦連続で、怪我をしたリカルドの代役としてF1参戦したローソン。スーパーフォーミュラ最終戦、第9戦の鈴鹿の朝8時50分から始まった予選では見事、自身初のポールポジションを獲得。その優勝会見で、日本時間の当日朝6時00分に開催されたF1メキシコシティGPの予選の話題に触れると、現在もレッドブル&アルファタウリのリザーブドライバーとして継続しているローソンは、アルファタウリとリカルドの予選の活躍について答えた。

「予選自体はリアルタイムでは見てないけど、もちろん結果はフォローしていたよ。本当に最高の結果でよかったです。間違いなく、アリファタウリはとてもいいチーム。ダニエルの担当エンジニアは、自分が走った時と同じエンジニアで電話で話したし、本当に素晴らしい予選結果で、決勝でも頑張ってほしいと思っています」

「メキシコGPのサーキットは標高が高いところにあるのでダウンフォースをマックスにつけるコース、その特性を活かして、決勝もすごくいいレースができると思っているし、チャンスがあると思うのでダニエルには頑張ってほしいですね」

 自身は同日開催のスーパーフォーミュラのタイトル争いに「100パーセント集中している」と話してランキング3位から逆転タイトルを狙える、ポールポジションを獲得したローソン。

 エンジン、ギヤボックス交換で最後尾からのスタートになる予定の角田裕毅の活躍とともに、アルファタウリ、そしてローソンファンにとってはスーパーフォーミュラとF1の時間差のレース開催で楽しみな決勝日となりそうだ。

2023スーパーフォーミュラ第9戦鈴鹿 初PPを獲得したリアム・ローソン(TEAM MUGEN)
2023スーパーフォーミュラ第8戦&第9戦鈴鹿 リアム・ローソン(TEAM MUGEN)
2023年F1第20戦メキシコシティGP 予選終了直後、チームと予選4番手を喜ぶダニエル・リカルド(アルファタウリ)

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