秋にスイカ実を付ける 植物の生命力に驚き 市貝で“放任栽培”

食べ頃となった小玉スイカを持つ高庄さん

 栃木県市貝町椎谷(しゅうがい)の高庄眞知子(たかしょうまちこ)さん(75)方の畑で“放任栽培”した小玉スイカが実を付け、深まる秋に夏の味覚を提供している。

 直売所で買って植えた苗が育ち、8月に食べた実の破片を畑の一角に放置したところ、種が発芽して再び実を付けた。近所にも配り「果肉の色はやや薄いが、しゃりしゃりしておいしい」と喜ばれている。

 高庄さんは「ほとんど何の世話もしていない。今年は特に暑かったからかも」と植物の生命力に驚いている。

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