発券システム 業務体験 リンクステーション(青森)見学 県内外から22人

レジのデモ機で架空イベントのチケットを発券する社員(右から2人目)と見学する参加者ら

 東奥日報社が県内企業と求職者のマッチングを応援する「青森で働こう! ワークパーク・会社の参観日」が28日、青森市浜館2丁目のリンクステーション本社で開かれた。同社に関心がある大学生など県内外から22人が参加し、業務に理解を深めた。

 村上弘毅業務管理部長が「『こういう会社、こういう仕事があるんだ』と知ってもらいたい」とあいさつ。主力業務でコンビニエンスストアのイベントチケット発券システム「Gettii(ゲッティ)」、ファンクラブの運営、会社の社風や福利厚生について説明した。

 社内を見学した参加者は、ゲッティを利用したセブン-イレブンのレジのデモ機で、架空イベントのチケット発券を体験。同社が青森県で業務をしながら全国に展開しているのを実感したようだった。

 社内カフェではグループに分かれて社員と昼食を楽しみ、業務について質問したり、参加者同士で情報交換したりするなど和やかな雰囲気で時間を共有した。ある参加者は「チケット発券に携われる会社はあまりなく、以前から興味があった。実際に社内を見られたのが良かった」と話していた。

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