岩手町の四季、カレンダーに 雪景色など、季節に合う写真で構成

岩手町の美しい風景写真を使ったカレンダーをアピールする田中忠一会長

 仙台市在住の植村功さん(78)は、岩手町の風景写真を盛り込んだ2024年カレンダーを作製した。偶然訪れた同町の景色を気に入り、一方井や土川地区を中心に四季折々の美しい姿をカメラに収めた。地域住民との交流も続いており、植村さんは「同町の魅力を多くの人に知ってもらいたい」と願う。

 カレンダーはA2判で300部を自費製作した。季節に合わせた写真で構成。丘陵に広がる雪景色や鮮やかな花が咲く梅の木、直線に並ぶ畝、青空に映えるキャベツ畑など表紙を含め計13枚を使っており、めくるたびに町の四季の移ろいを感じることができる。

 植村さんは趣味で40年ほど写真撮影を続けている。約6年前に同町を通った際、雄大な自然や昔ながらの人々の営みに心を奪われ、写真を撮り始めた。何度も通って多様な撮影スポットを開拓している。

 カレンダーは1部千円。一方井公民館で購入できる。問い合わせは同公民館(0195.62.2015)、田中会長(090.6626.1607)へ。 

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