「いくつかのプレーが利己的」「決して向き合う事をやめない」久保建英の評価が再び分かれる…PK誘発も仕掛けへの評価に違い

再三の仕掛けを見せた久保建英はPKを誘発[写真:Getty Images]

レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英がまずまずの評価を受けた。
【動画】久保建英が右サイドから仕掛けてPKを誘発

29日、ラ・リーガ第11節でソシエダはアウェイでラージョ・バジェカーノと対戦した。

リーグ戦ではマドリー勢2チームに敗れるも、順調に勝ち点を積み上げているソシエダ。ミッドウィークにはチャンピオンズリーグ(CL)のベンフィカ戦で0-1とアウェイで勝利を収めていた。

この試合でも久保は右サイドで先発。積極的な仕掛けを見せるが得点にはつながらず。31分に先制されて迎えた41分には、ミケル・オヤルサバルがクロスにダイレクトで合わせて同点とする。

後半に入ると66分に久保の仕掛けが相手のハンドを誘ってPKを獲得。これをオヤルサバルが冷静に決めて逆転に成功。勝利かと思われたが、後半アディショナルタイムに失点し2-2のドローに終わった。

79分までプレーした久保。PKに繋がるプレーを見せた中、スペイン『ElDesmarque』は7点(10点満点)の評価。再び仕掛けが上手くいかなかった部分にフォーカスした。

「攻撃ではとてもスピードがあったが、彼の自信が再びいくつかのプレーで利己的な側に誤ったものとなってしまった」

「クロスバーにシュートを当て、クロスではエリア内でエスピノのハンドがありPKを獲得した」

一方で、スペイン『Noticias de Gipuzkoa』も7点(10点満点)と同じ評価だったが、諦めずに仕掛ける姿勢を称えた。

「日本人はフィジカルに恵まれている。止まらない。止められても、止められても決して向き合う事をやめない」

「シュートがポストに当たったことは残念だ。そして彼はPKを湯発した。美しいハーフボレーはわずかに外れた」

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