静岡市民文化会館の大規模改修…整備内容を見直しへ(静岡市)

静岡市民文化会館の大規模改修について、静岡市は、整備内容を見直す方針を固めたことが分かりました。

静岡市民文化会館を巡っては、当初、「複合アリーナ施設」への再整備が検討されましたが、“敷地の狭さ”などが理由で“実現困難”となっていました。

その後、改修については設計から運営までを民間に任せる「PFI方式」を採用し、2026年度末に一部供用開始を目指す計画が進められていましたが、2023年に入り改修費が物価高騰の影響で、当初見込んでいた160億円を大幅に上回る見込みとなり「実施方針案」の公表を延期していました。

関係者によりますと、改修は耐震補強や既存の設備のリニューアルが中心となり、民間業者に創意工夫を求める部分が少なくなることから、市は「PFI方式」を見直すことにしたということです。

静岡市は関連する事業費の変更などを11月補正予算案に盛り込む方針です。

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