テイラー・スウィフト、『1989』再録版が発売3日で今年2番目の初週売上を記録

データ・トラッキング会社ルミネートへの最初の報告によると、テイラー・スウィフトの『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』は、発売から3日間(2023年10月27日~29日)までに米国で55万以上のアルバム換算ユニットを獲得し、そのうち37万枚以上が従来のアルバム・セールスとなっている。さらにこのアルバムに収録された楽曲は、オーディオとビデオを合わせたオンデマンド公式ストリーミングが2億2,000万回を超えている。

発売からわずか3日で、『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』は2023年第2位のセールス(フィジカル)を記録し、50.7万枚を売り上げた彼女自身の『スピーク・ナウ(テイラーズ・ヴァージョン)』の初週に次ぐものとなった。アルバム換算ユニット数でも、71.6万ユニットを記録した『スピーク・ナウ(テイラーズ・ヴァージョン)』に次いで、今年2番目に多い週となっている。

ルミネートの集計週は11月2日に終了する。このアルバムの最終的な初週売上枚数は、11月5日に発表される予定で、米ビルボードの総合アルバム・チャートである“Billboard 200”(11月11日付)で好スタートを切りそうな勢いだ。『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』がBillboard 200の首位を獲得すれば、テイラーにとって13作目のNo.1アルバムとなり、自身が持つ女性による最多記録を更新することになる。

オリジナル版の『1989』は2014年11月15日付のBillboard 200で首位発進し、11週連続で1位を獲得した。これはテイラーにとって初の1位となった『フィアレス』と同じで、アルバムの1位獲得週数の自身の最多記録に並んでいる。『1989』には、総合ソング・チャート“Hot 100”で1位を獲得した楽曲が3曲収録されており、これは彼女のどのアルバムよりも多い。2014年から15年にかけて、「Shake It Off」、「Blank Space」、そしてケンドリック・ラマーをフィーチャーした「Bad Blood」が1位に輝いた。

『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』には、『1989』の13曲とデラックス・エディションに追加された3曲の再録ヴァージョンが収録されている。さらに、“フロム・ザ・ヴォルト”未発表曲が5曲追加され、『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』の通常盤に収録されている楽曲の総数は21曲となっている。

『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』は、15種類のフィジカル・フォーマットで購入できる。カラー・ヴァイナルが5種、CDが8種、カセット・テープが2種だ。アナログ盤5種のうち、ボーナス・トラック1曲(「Sweeter Than Fiction」)を含むカラーは米ディスカウント百貨店チェーンのターゲットで販売されている。また、21曲入りの通常版と22曲入りのデラックス版(ラマーがフィーチャーされたアルバム収録曲「Bad Blood」の再録ヴァージョンが追加)がデジタル・ダウンロードでも購入可能だ。

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