「知事が変わり者」自民県議が委員会で川勝平太知事を揶揄「リニア問題もあって心配している県民もたくさんいる」=静岡県議会

2022年度決算を審査する、静岡県議会決算特別委員会の各分科会が10月31日開かれ、総務委員の自民改革会議・河原崎聖県議は「知事が変わり者である以上、県の職員が穴を埋めないといけない」などと述べました。

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決算特別委員会は、予算が適正に執行されたか、費用に見合った事業効果があったのかを中心に審査を行うものです。

10月31日に開かれた各分科会のうち、総務委員会では、自民改革会議の河原崎聖県議が、県が国に対し予算要望を行った成果が不明瞭であることについて触れ、数字として出すよう求めました。

<自民改革会議 河原崎聖県議>
「国から県に出向して見える方が目に見えて減ってきているような印象があります。昔は副知事が1人は国の中にいらっしゃった流れがあったんですがなくなって、それ以外の部長職以下も減っている印象があります。人数は数えていますか」

<静岡県人事課 遠藤東課長>
「傾向としては十数年前と比べると減っているのが事実と認識しています」

<自民改革会議 河原崎聖県議>
「国から予算編成に対する情報を得たり組み立てをするのは、普段のコミュニケーションが非常に大事なんじゃないかと思います。知事の各説から言えばそんなことはしなくてもいいのかもしれませんが、現場で働いている感覚からすると非常に大事じゃないかと思います。リニアの問題もあって国との関係が厳しくなって心配している県民もたくさんいらっしゃいますので、知事がああいう変わり者である以上県の職員が穴を埋めないと、本来できることもできないことが拡大していくんじゃないかと懸念しています」

静岡県議会の決算特別委員会分科会審査は11月2日まで開かれ、7日に採決が行われます。

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