2016年にマンチェスター・シティの監督に就任したジョゼップ・グアルディオラ氏。それからクラブを5回のリーグ優勝に導き、黄金期を築いている。
今回は『Planet Football』から「マンチェスター・シティでグアルディオラ監督が放出したベストイレブン」をご紹介する。
GK:ジェームズ・トラッフォード
現所属:バーンリー
マンチェスター・シティの下部組織で育ち、アクリントン・スタンリーとボルトン・ワンダラーズへのローンで経験を積んだトラッフォード。今季はコンパニ監督のバーンリーに引き抜かれて初のプレミアリーグ出場。
右SB:ペドロ・ポロ
現所属:トッテナム
ジローナから2019年にマンチェスター・シティへと加入したスペイン人サイドバック。2022年にローン移籍していたスポルティングCPに買い取られ、今年1月にトッテナムへ。夏には完全移籍を勝ち取っている。
CB:エメリク・ラポルト
現所属:アル・ナスル
アスレティック・ビルバオからマンチェスター・シティに加入したラポルト。貴重な左利きのセンターバックとして活躍したものの、ライバルの加入で出番が減ってしまった。今夏若くしてサウジアラビアへと移籍。
CB:ニコラス・オタメンディ
現所属:ベンフィカ
FCポルト、バレンシアで活躍したアルゼンチン代表DF。2015年にマンチェスター・シティへと加入したあと5シーズンプレーし、及第点のパフォーマンスで貢献した。2020年にベンフィカへと移籍し、それからもポルトガルリーグでずっと活躍している。
左SB:オレクサンドル・ジンチェンコ
現所属:アーセナル
2016年にウファからマンチェスター・シティに加入。中盤とサイドバックをこなす貴重なユーティリティプレーヤーとしてグアルディオラ監督に重用されたが、2022年にミケル・アルテタ監督の誘いでアーセナルへと移籍した。
守備的MF:ロメオ・ラヴィア
現所属:チェルシー
マンチェスター・シティの下部組織で育ったものの、カップ戦で2試合に出場したのみ。2022年夏に退団してサウサンプトンに移籍すると、プレミアリーグで出場機会を得てブレイクした。今夏はチェルシーに引き抜かれている。今思えばカルヴィン・フィリップスより彼のほうが良かったかもしれない。
CMF:ドウグラス・ルイス
現所属:アストン・ヴィラ
マンチェスター・シティで2シーズンを過ごしたが出場機会はゼロ。それからジローナへとローン移籍し、それからアストン・ヴィラへと1500万ポンドで売却されている。それから4年、間違いなく彼はプレミア最高クラスのMFになっている。
左MF:ラヒーム・スターリング
現所属:チェルシー
グアルディオラ監督が最も多く起用した選手第3位であるスターリング。エデルソンとデ・ブライネに次ぐ試合数を経験したが、2022年夏に退団を決意。チェルシーへ新天地を求めている。
OMF:コール・パルマー
現所属:チェルシー
マンチェスター・シティの下部組織で育った天才MF。今夏継続的な出場機会を求めてチェルシーへと移籍し、狙い通りコンスタントにプレー。このところはレギュラーとして起用され、結果を残している。
右MF:ルロイ・サネ
現所属:バイエルン
2016年にシャルケ04からマンチェスター・シティへと加入したドリブラー。圧倒的なスピードを武器に活躍し、2019年にバイエルン移籍が近づくも前十字靭帯を断裂したために延期に。次年度に改めて加入し、ブンデスリーガでも活躍を続けている。
【関連記事】10年前のゲームの「プレミアクラブの最強若手」大成長した10名
FW:ガブリエウ・ジェズス
現所属:アーセナル
オレクサンドル・ジンチェンコと同じように、マンチェスター・シティからアーセナルへ移籍することになったガブリエウ・ジェズス。グアルディオラ監督の下で絶対的な存在になれなかったが、ミケル・アルテタ監督の誘いで新たな活躍の場を与えられた。