米国務長官、イスラエル再訪へ 人道目的の戦闘中断など協議か

 【ワシントン共同】米国務省のミラー報道官は10月31日、ブリンケン米国務長官が11月3日にイスラエルを訪れ、ネタニヤフ政権幹部と会談すると明らかにした。10月中旬以来の訪問。イスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザにおける人道目的の一時的な戦闘中断などについて、イスラエル側と協議するとみられる。

 米政府はイスラエルを支持する一方、イスラエルの攻撃激化によるガザの人道状況悪化へ国際社会の批判が高まっていることを懸念。ブリンケン氏はイスラエル側から軍事作戦の内容について聞くとともに、慎重な対応を求める構えだ。

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