松浦特産・アールスメロン 出荷始まる 「糖度は十分」 12月3日に直売会

アールスメロンの大きさや形、網目などをチェックする農業者=松浦市、JAながさき西海牟田集荷所

 松浦特産の秋作「アールスメロン」の出荷が始まった。歳暮用としての需要が高く、JAながさき西海松浦メロン部会(辻邦彦部会長)は12月上旬まで2000ケース、約18トンの出荷を見込んでいる。
 同部会によると、アールスメロンは春と秋の年2回栽培。今年の秋作は同市星鹿町や御厨町、平戸市田平町などの5戸が計74アールで作付けした。
 出荷作業は10月下旬から始まり、同27日は松浦市星鹿町のJAながさき西海牟田集荷所に集まった3Lの大玉4~5個入り約150ケースを長崎、佐世保、福岡の各市場に出荷した。
 辻部会長は「夏の残暑の影響が心配されたが、糖度は十分。上等に仕上がった」と話した。同部会は12月3日、同市志佐町の道の駅「松浦海のふるさと館」横の市漁村体験学習施設で直売会「松浦メロンまつり」を開く。

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