禁止されている賭博を行ったことで8カ月の出場停止処分を受けているブレントフォードのイングランド代表FWイヴァン・トニー(27)だが、クラブは売り時だと考えているようだ。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えた。
2022-23シーズンはプレミアリーグで30試合に出場し20ゴールを記録したトニー。イングランド代表にも招集された中、賭博違反疑惑が浮上。今年5月に8カ月の出場停止処分が下った。
2024年1月までの出場停止となった中でも、その能力は高く評価されており、チェルシーやアーセナルなどが関心を寄せていると度々報じられている。
1月の移籍市場で早速売却される可能性があるトニー。1月17日に処分が解除されることとなる中で、ブレントフォードとの残り契約は18カ月になることもあり、ブレントフォードは売却に前向きとのこと。『イブニング・スタンダードによれば、8000万ポンド(約147億円)の値札をつけているという。
トニー自身もステップアップを望んでおり、実力のある代理人のジョナサン・バーネット氏と契約。これにより、より移籍が実現する可能性が高まっているという。
ストライカーが欲しいアーセナルとチェルシーだが、当然今季の出場停止処分のリスクも把握済み。しっかりとその点を精査して動く可能性がある。
1月に獲得し、残り半年のシーズンでどこまでゴールという結果を生み出せるのか。そこの判断が移籍の実現を左右することになりそうだ。