「監視カメラに親子の熊が」動物園内に野生のクマ 園内の一部を閉鎖 職員も鈴を持って作業 広島市安佐動物公園

広島市安佐動物公園によりますと、10月28日夜、園内に設置していた無人撮影カメラに野生の親子のツキノワグマが撮影されたということです。

31日に映像を確認し判明しました。その後、園内を巡視するもツキノワグマは発見されず、人的・物的被害等は発生していないといいます。ただ、念のため当面の間、園内の一部を閉鎖しています。

園によりますと、数年前から園内にクマが出没していて、センサーカメラを設置していました。今回、クマが見つかったのは、現在は動物の展示などをしていない閉鎖されていたエリアだということです。

園は、職員に対して、鈴を持って歩き、早朝や夜間の作業をしないような態勢をとっているということです。

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