開幕10試合でわずか1勝…それでもバーンリーはコンパニ監督の解任を考えず

プレミアリーグで苦戦が続くヴァンサン・コンパニ監督[写真:Getty Images]

バーンリーのヴァンサン・コンパニ監督(37)の立場はひとまず安泰のようだ。

昨夏に就任したコンパニ監督の下でチャンピオンシップ(イングランド2部)を制し、プレミアリーグ復帰を決めたバーンリー。ジョゼップ・グアルディオラ監督の薫陶を受けてきた青年指揮官がプレミアリーグでどのような采配を振るうかに注目が集まっていた。

しかし、迎えた今シーズンはプレミアリーグ10試合1勝1分け8敗と期待外れな結果に。先週末に行われたプレミアリーグ第10節ではボーンマスに今季初勝利を献上してしまい、順位は19位まで下降している。

開幕10試合で4ポイントは、3ポイントしか獲得できなかった1970-71シーズンに次ぐ悪い数字に。現在プレミアリーグ3連敗中と明るい兆しは見えず、目標である残留に向けて早くも黄色信号が灯っている。

それでも、イギリス『デイリー・メール』によると、クラブは現段階でコンパニ監督の解任は考えていないとのこと。依然として指揮官には信頼を寄せており、この状況を打破できると考えているようだ。

クラブは今夏に総額1億ポンド(約183億円)を投じて、MFサンデル・ベルゲ、FWゼキ・アムドゥニら15人の選手を獲得。まだ適応段階にある新戦力がフィットすれば、ここからの巻き返しは可能だと考えているという。

ただし、このまま状況が上向かなければクラブが刺激策として指揮官交代を検討する可能性も否定できず、コンパニ監督には少しでも早い立て直しが求められている。

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