“ハロウィーン”の夜…DJポリスも出動 大きな混乱なく仮装楽しむ人で賑わう(静岡県) 

31日 夜の静岡県内は、ハロウィーンの仮装を楽しむ人で賑わいました。その一方で、2022年の混雑とは一転、警察による厳重な警戒もあり、目立った混乱はありませんでした。

(松原 大祐 アナウンサー)

「午後7時半になりました、この時間になってから、かなり人通りが増えてきました、仮装をした若い人達の姿が目立ちます」

午後7時を過ぎたころから静岡市葵区の「けやきプラザ」周辺では、ハロウィーンを楽しもうと、様々なキャラクターの仮装を楽しむ人たちが集まってきました。

(仮装をした人)

「チャーリーとチョコレート工場のバイオレットです」「いっぱい写真撮りたいです、(他の人と)写真を撮って仲良くなれたらいいかなと思う」

「去年はうるさすぎたので、これぐらいの(人出が)ちょうどいい」

2022年は3年ぶりに行動制限のないハロウィーンとあって、現在の「けやきプラザ」周辺では若者を中心に、多くの人でごった返していました。2023年は2022年のような混乱を防ごうと、繁華街を管轄する静岡中央警察署では、人員を増員して警戒にあたりました。

(静岡中央警察署)

「昨年よりも人流がかなり増えるという事で態勢を整えています」「大人数の集まった所には早めに声掛けをして排除すると、大きな滞留にはなりません、早い段階で滞留が出来たら声掛けをするという事」「ぜひ事故の無い雑踏警備をしたいと思います、よろしくお願いします」

県警によりますと、2023年は2022年より、倍近く人員を増やし警戒にあたったという事です。警戒にはDJポリスが出動、交通整理などを行っていました。

(DJポリス)

「本日けやき通りはハロウィーン会場ではありません、お巡りさんも皆さんとケンカをしたいわけではありません、お巡りさんにもご協力ください」

さらに、交通整理の他にコスプレならではのこんな場面も…。

(警察官)「(刀を)出して振り回さないようお願いします」

(仮装した人)「しないしない」

(警察官)「誰か待ってます?」

(仮装した人)「待ってないです」

(警察官)「みんなが来るのを待ってる?気を付けてください」

警察官がコスプレのアイテムである刀をチェックする場面も見られました。2022年とは違う警備体制ついて、ハロウィーンに参加した人は…。

(仮装した人)

「去年より(警備が)厳しいかな、通路全体に警察官が並んでいたので、(去年と)全然違いました」

それでも、訪れた人たちは、年に一度のハロウィーンを思い思いの仮装で楽しんでいました。そして、午後9時近くになると…。

(松原 大祐 アナウンサー)

「まもなく午後9時になろうとしていますが、先ほどのピークと比べて人通りがかなりまばらになってきました、時折警察官の注意の声は聞こえるんですが、大きな混乱もなくことしのハロウィーンが終わろうとしています」

2023年は警察の厳重な警戒もあり、特に目立った混乱はなく穏やかなハロウィーンとなりました。一方、浜松駅前では…。

(提坂 貴文 カメラマン)

「午後9時ごろの浜松駅前です、仮装をした若者が多く集まっています」

(仮装した人)

「ハッピーハロウィーン!!」

県外や市外からも多くの人が訪れ、駅前は若者たちで埋め尽くされていました。声を掛け合い、一緒に写真を撮って楽しむ姿も…。

(仮装した人)

「去年も来てことしも来たかったで来ました。めっちゃ楽しいです。みんな触りに来てくれるので、暴れながら楽しんでいます」

(仮装した人)

「歩く場所ない…めっちゃ人多いです、地元なのでせっかくのイベントを楽しみたいなって、ハロウィンは1年に1回しかないので、写真たくさん撮ったり、いろいろな人とコミュニケーションとったりして楽しみたい」

賑わいの一方で、事故やもめ事が起きないように見回りをする警察官の姿が…。

(見回りの警察官)

「通路では立ち止まることなく移動をお願いします」

警察によりますと、大きなトラブルは確認されていないということです。

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