「つらいっす」事務いす2時間激走 大槌で初の耐久レース

キャスター付きの事務いすに座り、駅前を駆け抜ける参加者

 キャスター付きの事務いすで2時間走り続ける耐久レース「いす―1GP(グランプリ)」は10月28日、大槌町で初開催され、県内外の50人が三陸鉄道大槌駅前の特設コースを激走した。

 高校生以上の一般の部は16チームが出場。3人一組で約170メートルのコースを何周できるかを競った。いすは各自が持ち寄り「車検済証」で改造していないことを確認。参加者は周回を重ねて疲労の色をにじませながらも、力強く地面を蹴って駆け抜けた。

 大槌商工会青年部が主催し、日本事務いすレース協会(京都府)が監修した。

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