セルティックは1日、スコティッシュ・プレミアシップ第11節でセント・ミレンと対戦し2-1で勝利した。
直近のハイバーニアン戦でリーグ戦の連勝が「6」でストップしたセルティックは、その試合からスタメンを3人変更。日本人選手ではFW古橋亨梧がスタメン入り。FW前田大然とDF岩田智輝がベンチスタートとなり、チャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリー戦で負傷したMF旗手怜央とDF小林友希はベンチ外となった。
セルティックは立ち上がりの7分に失点を許す。タンサーのパスを左サイド高い位置で受けたキルティがクロスを供給すると、ゴール前でフリーのマクメナミンがヘディングシュートをゴール左に突き刺した。
先制を許したセルティックは18分、左クロスのこぼれ球に素早く反応したオライリーがボックス左手前にボールを落とすと、これを受けたターンブルがワントラップからコントロールショット。狙いすましたシュートはゴール右に吸い込まれた。
同点に追いついたセルティックは、29分に勝ち越しのチャンスを作る。オライリーのパスでボックス右横まで駆け上がったフォレストの折り返しを供給すると、ターンブルがダイレクトシュート。これがゴグニクの右手に当たると、オンフィールドレビューの末にセルティックにPKが与えられた。
しかし、ターンブルのPKは左ポストに弾かれると、跳ね返りをパルマが詰めたが、これはGKヘミングのセーブに防がれた。
ハーフタイムにかけてはセルティックが完全に主導権を握ったが、勝ち越し点は生まれず、1-1で前半を終えた。
後半に入っても主導権を握るセルティックは、56分にパルマとフォレストを下げて前田とヤン・ヒョンジュンを投入。68分にはヤン・ヒョンジュンの左クロスから古橋がバックヘッドでゴールを狙ったが、シュートはゴール右に逸れる。
その後も互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。それでもセルティックは83分、バイタルエリア中央でパスを受けた古橋がワンタッチで落とすと、ホルムのラストパスから最後はゴール前に抜け出したオ・ヒョンギュがゴールネットを揺らした。
結局、これが決勝点となり2-1でタイムアップ。セルティックが公式戦3試合ぶりの白星を飾っている。