ルイス・スアレスのインテル・マイアミ行きは既定路線…交渉が順調に進行中

スアレス、メッシらとの再会は既定路線[写真:Getty Images]

ウルグアイ代表FWルイス・スアレス(36)のインテル・マイアミ移籍は現時点で既定路線となっているようだ。ウルグアイ『エル・パイス』が報じている。

これまでアヤックス、リバプール、バルセロナ、アトレティコ・マドリーとヨーロッパ屈指のビッグクラブを渡り歩いてきた世界屈指のストライカー。その後、古巣ナシオナルでのプレーを経て、2023年1月からブラジルのグレミオでプレー。

その新天地ではカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)で25試合に出場し10ゴールを記録。チーム内得点王と共にリーグ全体でも6位に位置し、健在ぶりを発揮している。

ただ、今年7月末にはグレミオとの契約が2024年末まで残っているなか、今シーズン限りでの退団を表明。一時は慢性的なヒザの問題によって現役引退の可能性も取り沙汰されたが、現在は良好な状態を保っており、あと数年は現役を継続する見込みだ。

そういったなか、かねてよりバルセロナ時代のチームメイトであるリオネル・メッシやセルヒオ・ブスケッツ、ジョルディ・アルバとの再会が噂される、マイアミ行きに向けた交渉は順調に進んでいるようだ。

『エル・パイス』によると、すでにマイアミとスアレスサイドは電子メールによるやり取りを行っており、現状では1年契約での合意を目指しているという。さらに、双方が適切と判断した場合、1年の延長も考慮するとのことだ。

ただ、スアレスはグレミオへの敬意からシーズン終了までクラブでの戦いに集中し、12月に入ってから現地マイアミに入って契約の詳細や家族との滞在先などその他の調整を行う予定だ。

一方、以前にヘラルド・マルティーノ監督がスアレス獲得の可能性について公に語っていたマイアミでは、MLS屈指のストライカーであるベネズエラ代表FWホセフ・マルティネスの退団が決定しており、ウルグアイ代表FWを迎え入れる準備が進んでいる。

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