公用車で人身事故 鹿沼市が職員を戒告処分

鹿沼市役所

 鹿沼市は1日、公用車で事故を起こし相手に軽傷を負わせたとして市民部の男性副主幹(49)を戒告の懲戒処分にしたと発表した。31日付。

 市人事課によると、男性副主幹は2022年8月18日、公務中に同市戸張町の丁字路交差点で、公用の軽ワゴン車で右折しようとした際、右から来た乗用車と接触。相手の同乗者女性に軽傷を負わせ、乗用車の左前部などを破損した。23年7月の定例市議会で、損害賠償額約170万円を支払う和解案が可決した。

 市は「事故に注意し、交通法規の順守を改めて徹底するよう引き続き指導していく」としている。

© 株式会社下野新聞社