華やかな衣装で練り歩き 平泉・秋の藤原まつり開幕

紅葉を背景に、華やかな衣装で参道を練り歩く子どもたち=1日、平泉町平泉・中尊寺

 1日の岩手県内は晴れて気温が上がった。平泉町では秋の藤原まつりが3日間の日程で開幕。中尊寺(奥山元照貫首)では稚児行列が行われ、華やかな衣装に身を包んだ子どもたちが紅葉色づく境内を歩いた。

 4~6歳児10人が参加。保護者に手を引かれながら本堂から金色堂までの参道約300メートルを練り歩き、周囲の声援に笑顔で応えた。

 盛岡市青山の時本紗羽(すずは)ちゃん(5)は「衣装がきれいで楽しかった」と喜び、母智子さん(46)は「大きくなったね」と目を細めて見守った。

© 株式会社岩手日報社