飯豊こくわてぃ協議会(八嶋剛寛代表)が手がける町内産のコクワ(サルナシ)を使った紅茶の第2弾商品が完成した。乾燥した実も使ったリーフティーで果実感のあるフレッシュな味わいが特徴。お披露目会が1日、同町の道の駅いいで「めざみの里観光物産館」で開かれた。
コクワの実は断面がキウイのような緑色で、町の名産品として知られる。同協議会は、世界のお茶の専門店「Y’s tea」を運営するワイズティーネットワーク(宇都宮市、根本泰昌社長)の協力を得て、紅茶の商品化に取り組んでいる。
第2弾の商品名は「kokuWa tea」。輪切りにした乾燥果実入りで、さわやかな風味とともに果実の酸味がアクセントになっている。「香りづけが難しかったが、八嶋代表の思いを形にできた」と根本社長。「里山からのおすそわけ」をテーマにした商品で八嶋代表は「見た目もかわいい小さな実を通じ、多くの人がコクワと町に興味を持つきっかけになれば」と話した。
25グラム入りで希望小売価格1350円。デザインをリニューアルした第1弾の「iideai」はティーバッグ5袋で同1130円。道の駅いいでなどで扱う。問い合わせは八嶋代表080(2838)0401。