3部相手にまさかのDFBポカール敗退…バイエルン指揮官が敗戦の弁「パンチ力が足りず、運もなかった」

[写真:Getty Images]

バイエルンのトーマス・トゥヘル監督が、まさかのDFBポカール敗退に肩を落とした。クラブ公式サイトが伝えている。

1日に行われたDFBポカール2回戦で3.リーガ(ドイツ3部)に所属するザールブリュッケンと対戦したバイエルンは、FWハリー・ケインやMFジャマル・ムシアラがベンチスタートの一方で、FWレロイ・サネやMFジョシュア・キミッヒら主力が先発。16分にFWトーマス・ミュラーのゴールで先制して勝利は固いかに思われたが、守備の乱れから同点にされると後半はこう着状態に。このまま延長戦かに思われたアディショナルタイム、まさかの失点を許すとそのまま1-2で敗れた。

格下相手に不覚をとり、まさかのDFBポカール2回戦敗退となったトゥヘル監督は、チャンスを作りながら得点に繋げられなかったことを嘆いている。

「後半は自分たちの戦い方ができていた。だが、試合の最後のプレーによって、我々は非常に苦い薬を飲まされてしまった。この試合についての説明は100通りあるかもしれないし、もしかしたら何もないかもしれない。不思議な気分だ」

「チャンスやチャンスに繋がりそうな場面は十分に作った。だからこそ、本当に苦い。ここから挽回することもできず、本当に失望している。(決勝の舞台である)ベルリンに行くため、我々は必死だった」

「リードを奪うことには成功したが、それ以降は良いプレーができなかった。後半はパンチ力が足りず、2点目を決める運も少し足りなかったと思う。対戦相手には『おめでとう』と言いたい」

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