11月6日に解禁される越前がに漁に合わせ福井県の越前町観光連盟は、5日から2泊3日で越前がにを堪能する特別宿泊プランを企画し、1組(最大3人)限定で販売している。1人19万8千円(税込み)とお高めだが、出漁や初競りを見学し、フルコースを味わう“カニづくし”の3日間。同連盟の担当者は「一般人は見られない初競りの現場を生で見られるのは貴重な機会」と呼び掛けている。
越前がにを味わう旅行が一般的な中、さまざまな体験を通して越前がにの歴史や文化に触れてもらおうと、同連盟が初めて企画した。
出漁見学は5日午後9時半から。同町大樟の荷さばき所などで、底引き網漁船が次々と出港する様子を見てもらう。6日は午前10時から越前がにの初水揚げを、午後2時からは荷さばき所で行われる初競りを特別に見学できる。
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宿泊先は同町厨の旅館「越前の宿うおたけ」。6日の夕食に、初競りで競りおとされたばかりのカニを使ったフルコースを用意する。
このほか、同町の越前がにミュージアムや金刀比羅山宮なども訪れる。詳細、申し込みは越前町観光連盟=電話0778-37-1234、または特設サイトから。