県立高校の授業料 96人の生徒から約475万円を誤徴収 電算処理のミスが原因=静岡県教委

静岡県教育委員会は11月2日、県立清流館高校の授業料を生徒96人から誤って約475万円多く徴収していたと発表しました。

県教委によりますと、誤徴収があったのは、静岡県焼津市にある県立清流館高校の2023年7月から11月分の授業料で、本来は96人の生徒に対して、1人当たり5か月分の4万9500円を口座から引き落とすところを、誤って10か月分の9万9,000円を引き落としたということです。そのため、96人から合計475万2,000円を誤徴収したということです。

学校で授業料の口座振替の電算処理を行った際に、データ登録漏れに気づき、再度処理をしたところ、データが重複して2回分の徴収になってしまったとのことです。学校は、誤徴収のあった生徒96人の保護者に謝罪し、今後速やかに返還の手続きを行う予定です。

県教委は、学校に対し、今後は電算処理の際にダブルチェックを徹底するよう指導し、誤りを防ぐためのチェックリストを作成して各学校に配布する方針です。

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